言葉にできない

自分の感情や本心を言葉で伝えることは非常に難しい。
心のなかにあるものは、言葉とは次元が違う類のものであり、
言葉にするということは、何かを切り捨て、違う次元に投射するという行為をともなうからだ。
そして、仮に、心のなかにあるものをなるべく近い形に言葉にできたとしても、
それを誰かに伝えることに抵抗を感じてしまう。
多分、自分の中にあるものを人に知られることがこわいからだろう。
隠しているものが暴かれてしまうかもしれないという恐怖。
いや、暴かれてしまうことよりも、
それを知った友人たちが去ってしまうのではないかという恐怖の方が強いのかもしれない。
大したことを考えてるわけじゃないんですけどね。
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